歯の黄ばみが気になる時、まずは手近な市販品から試してみるという方は少なくありません。
数ある市販のホワイトニング用品の中でも、歯のマニキュアは即効性に強みがありますが、実際にどのくらいのトーンアップが期待できるのでしょうか?
今回は歯のマニキュアの特徴やメリットとデメリットを分かりやすく解説するとともに、歯科医院で行うホワイトニング施術との違いについても詳しくお伝えします。
歯のマニキュアとは
マニキュアと聞くと、爪に色を塗っておしゃれを楽しむ化粧品をイメージする方が多いはずです。
実は、歯のマニキュアも仕組みは同じで、歯の表面を専用の塗料でコーティングすることで白く見せます。
最大の魅力は、わずか30分程度の作業で白さを手に入れられるという、その即効性の高さです。
さらに、歯を漂白するわけではないため、ホワイトニング特有の知覚過敏による痛みが生じる心配もほとんどありません。
通常のホワイトニングでは難しい、神経のない歯や人工歯、薬の副作用によって変色したテトラサイクリン歯も、歯のマニキュアなら白く仕上げることが可能です。
歯のマニキュアは表面に白い色をのせるだけなので、どのような状態の歯でも即座に白くできますが、あくまで一時的なカバーであり、根本的な色味を改善するものではありません。
使っているうちに塗料が剥がれてしまうと、元の色が露出してしまう点に注意が必要です。
また、マニキュアを塗った歯は一見するときれいですが、実際にはもともとの歯よりも汚れが付着しやすい傾向にあります。
表面に塗料をのせることでわずかな段差ができ、そこに食べかすや汚れが引っ掛かりやすくなるのが原因です。
汚れをそのままにしておくと、美しさが損なわれるだけでなく、虫歯や歯周病のリスクも高まってしまいます。
きれいな状態を保つためにも、普段より念入りな歯磨きを心がけましょう。
歯のマニキュアの違いについて
一般的に「歯のマニキュア」といえば、ドラッグストアやインターネットなどで購入できる市販品をイメージされる方が多いかもしれません。
しかし実は、歯科医院でも「ホワイトコート」という専用のマニキュアの施術ができるのをご存じでしょうか?
歯科医院では市販のような塗料ではなく、「レジン」という歯科用プラスチックを塗って光で固めるため、本物の歯に近い自然な白さを再現できるのが強みです。
ただし、市販品と同様に「表面に色をのせる」方法であることに変わりはなく、歯そのものを根本から白くするわけではありません。
あくまでも表面をコーティングして一時的に色をカバーする処置である、という点に留意しましょう。
まとめ
歯のマニキュアは表面に塗料を塗って理想の白さを再現するアイテムです。
知覚過敏が不安な方や、通常のホワイトニングで効果が出にくい方にとって心強い選択肢となります。
しかし、あくまで表面をカバーする手法であるため、歯自体の色味を根本から改善するものではありません。
また、塗料した際のわずかな段差に汚れが溜まりやすくなるという側面もあります。
もし、市販品よりも自然で高い質感を求めるのであれば、歯科医院で提供されている「ホワイトコート」を検討してみるのも一つの方法です。