MEDICAL
診療案内
根の治療
FUNDAMENTAL
当院の「短期間」「無菌」「可視化」根管治療
八王子きずな歯科の根の治療では、『短期間』『無菌』『可視化』をコンセプトにしています。
『短期間』
根の治療では毎回しっかりお時間を取り、治療期間が短く、回数を減らすことで再感染を減らすように心がけています。 治療期間が長いと仮の蓋が取れたり、再感染のリスクが高まり、根の治療の成功率が下がります。 そのため、当院では1回から3回の来院で治療を終了できるようにします。
『無菌治療』
ネオクリーナー
ネオクリーナーとは、次亜塩素酸ナトリウム10%を含有する製剤で、根の中の清掃、消毒に不可欠である有機質溶解作用と微生物に有効な消毒作用を併せ持ち、機械的操作が及ばない根の中を化学的に清掃し、無菌化します。
EDTA
脱灰作用により根管壁のカルシウムを溶解させ、無機質のスメア層の除去をします。
八王子きずな歯科では、化学的洗浄にも力をいれており、ネオクリーナーやEDTAをいれた状態で超音波チップで洗浄し、 最終的な薬を入れる前に、必ず交互洗浄を行い、根の中を無菌状態にして薬を入れています。
ラバーダム防湿
ラバーダムとは、治療している根の中に唾液が入らないようにするゴムのシートのことです。 唾液の中には、菌が無数に存在しているため、唾液の多い患者さんや、唾液が入りやすい部位ではラバーダムを使用しています。
『可視化』
可視化とは見えないものを見えるようにすることで、二次元のレントゲン写真や肉眼での治療が難しい場合があります。
例えば1根管で根の通り道が狭窄していない場合、根の治療はできるかもしれませんが、
4根管だったり、内部が細くなっていたり、石灰化している場合、手の感覚だけでは、治療は非常に困難です。
そこで、当院では、最新のマイクロスコープとCTを導入しています。内覧会の時、見ていただいた方もいらっしゃると思いますが、千円札の桜の花びらのところを拡大して見るとニ、ホ、ンと書かれています。肉眼では模様にしか見えません!
マイクロスコープ
マイクロスコープは治療する部位を拡大する歯科用顕微鏡のことです。
八王子きずな歯科では2台マイクロスコープを導入しています。
カールツァイツのEXTARO300とヨシダのネクストビジョンです。
治療によって使い分けているのですが、最高倍率はなんと80倍!
小さい治療部位、根の中も拡大できるので精密な治療が可能になります。根の中の構造は人それぞれで、炎症が強かったり、年齢とともに内部が狭窄して治療が難しくなった根の中の治療もできるようになりました。
またリアルタイムに画面に写し出され、静止画、動画撮影もできるので、患者さんへの説明することもできます。
自分に歯の中がどうなっているか見たことない方も多いでしょう。
CT
三次元撮影のCTを利用することで、断面を輪切りにして根の中を見ることが可能になります。 保険診療でも3000円程で撮ることができます。 内部の状態が分かれば、少ない回数で治療でき、再治療を減らすことができます。
また可視化することで、一般的に抜歯といわれるケースも歯を残せる可能性があります。
「歯根端切除術」
根の外まで感染し、内部からの治療では治らない場合、抜歯になるケースも多いです。 マイクロスコープとCTを利用し可視化することにより、外科的に根の先を切断、膿の袋を摘出する処置を行うと治る場合があります。 根の先端3mmのところには、根の通り道が枝分かれしているのでそこを切除し、薬を入れます。
「歯の意図的再殖術」
器具が入らない部位、奥歯で根の外まで感染していたり、膿の袋が大きい場合、一度戦略的に抜歯をして、口腔外で処置した後、元の場所に戻す方法です。 治療には条件がありますのでしっかりCTでの分析が必要になります。
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