歯科クリニックが取り扱うホワイトニングは、若い方だけが受ける治療ではありません。
ある程度お年を召した方の中にも、理想的な白い歯を手に入れたいと考える方はいるでしょう。
いくつになっても、人はキレイに見られたいと思うものです。
今回は、高齢の方のホワイトニングにおけるポイントについて解説します。
高齢の方でもホワイトニング受けられる?
たとえ高齢の方であっても、歯科クリニックでホワイトニングを受けることは可能です。
歯科クリニックのホワイトニングは、基本的には18歳以上から受けられるもので、年齢制限に上限は存在しません。
そのため、歯や歯茎の状態が正常であれば、70歳でも80歳でも治療を受けられます。
実際高齢になっても健康な歯を持っていて、審美面に強い関心がある方は、ホワイトニングを受けているケースが多いです。
高齢の方がホワイトニングを受けることのメリット
高齢の方は、加齢による歯の黄ばみが目立ちやすい傾向にありますが、ホワイトニングを受ければこちらはある程度改善されます。
黄ばんだ歯は年齢を感じさせるため、実年齢より老けて見えることもありますが、ホワイトニングで白い歯を手に入れればアンチエイジング効果が得られます。
またホワイトニングには主にオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングがありますが、いずれも歯を削る必要がありません。
そのため、高齢の方でも身体に負担をかけることなく、理想的な白さを実現できます。
ちなみに歯を削らないことにより、咀嚼や発音などの影響を減らせるところもメリットです。
高齢の方のホワイトニングにおける注意点
高齢の方でもホワイトニングを受けることはできますが、若い方に比べて効果を実感するまでに少し時間がかかります。
色が変化し始めれば若い方と同じような効果が期待できますが、治療開始直後はなかなか歯が白くならない可能性があります。
また効果が現れるのが遅いということは、施術が完了するまでの期間も長くなるということになります。
そのため、身体が不自由な方などは、通院することが大きな負担になるかもしれません。
さらに、高齢の方は歯の摩耗や歯茎の退縮などが見られるケースが多く、このような場合は薬剤がしみやすくなります。
まとめ
年齢を重ねているからといって、それだけの理由でホワイトニングを諦める必要はありません。
口内環境に問題がなければ、高齢の方でもオフィスホワイトニングやホームホワイトニングを受けることができます。
ただし劇的に歯が白くなることは期待できない点や、ある程度通院の負担がかかることなどについては、事前に把握しておきましょう。