プレオルソとインビザライン・ファーストは、どちらも子ども用のマウスピース型矯正装置です。
しかし、用途は似ていても、特徴には大きな違いがあります。
プレオルソとインビザライン・ファーストには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
プレオルソとインビザライン・ファーストの主な特徴について、解説します。
プレオルソの主な特徴は?
プレオルソには、どのような特徴があるのでしょうか?
主な特徴について解説します。
プレオルソはマウスピース型矯正装置であるため、自分で取り外すことができます。
ワイヤー矯正のような固定式装置は違和感がありますが、取り外すことができるプレオルソは違和感が少なく、痛みもあまりないことがメリットです。
また、取り外すことで歯磨きなど、口内のケアもしやすくなります。
すみずみまで磨くことができるので、虫歯のリスクも少なくなるのです。
プレオルソの装着時間は、日中に1時間装着すれば、あとは就寝時だけ装着します。
学校に行く時は外しておくことができ、日常生活にもほとんど影響はありません。
矯正治療を終えた後、歯が元の位置に戻る後戻りが起こることも多いのですが、プレオルソは後戻りが少ないという特徴もあります。
プレオルソで矯正して口内の環境を整えることができれば、将来的に矯正治療が再び必要になった場合でも、治療期間は短くなるでしょう。
成人になってから矯正治療が必要となった場合に、治療期間が短くなる分、矯正治療の費用を抑えることが可能です。
インビザライン・ファーストの主な特徴は?
プレオルソの特徴に比べて、インビザライン・ファーストにはどのような特徴があるのか解説します。
インビザライン・ファーストは、矯正治療後に歯並びがどうなるのかをシミュレーションできるという特徴があります。
3Dシミュレーションを使用して、治療をする前に結果の歯並びを見ることができるのです。
インビザライン・ファーストは、通院回数が少ないという特徴もあります。
毎月通院する必要はなく、1月半から3カ月おきとなります。
送迎の負担が軽くなるため、保護者としても喜ばしいでしょう。
通院の負担が軽い分、気軽に通うことができます。
また、スポーツや楽器演奏の際も安心です。
ワイヤー矯正の場合には、転んだ時に口内をケガしてしまう可能性がありますが、インビザライン・ファーストは薄く滑らかな素材でできているので、ケガの心配は少ないでしょう。
また、フルートなどの管楽器を演奏する時も、ワイヤー矯正だと邪魔になりますが、インビザライン・ファーストは取り外すことができるため、邪魔になりません。
まとめ
プレオルソとインビザライン・ファーストは、同じマウスピース型矯正装置でも異なる特徴があります。
プレオルソは、装着時間が短いため日中は外しておくことができ、口内環境を整えることができるため、将来矯正治療を行うことになった場合に治療がしやすくなります。
インビザライン・ファーストは、最初にシミュレーション結果を確認することが可能で、薄く軽い素材でできているため邪魔になりにくいでしょう。