歯を白くしたいとき、これまでは歯科医院でホワイトニングの施術を受けるのが一般的でした。
しかし、近年は気軽にできるセルフホワイトニングを選ぶ人も増えています。
中でも特に話題となっているのが「通い放題のホワイトニング」ですが、トラブルは自己責任、というデメリットがあることをご存じでしょうか。
どういうことなのか解説します。
ホワイトニングで起こるトラブル
ホワイトニングを受けたとき、トラブルが起こることはさほど珍しくはなく、その多くは一時的なものでしかありません。
特に多いのが、施術を受けた後で歯が染みるようになった、痛くなったというケースですが、しばらくすれば治まることが多いのです。
また、ホワイトニングの効果に不満があるという人も多いのですが、一度では無理でも繰り返し受ければ希望の白さに近づいていくでしょう。
ホワイトニングの施術を受けてからしばらくすると歯の色が戻ってしまったという人もいますが、色戻りは避けることができないため、再び施術を受ける必要があります。
施術の失敗など、トラブルの原因が歯科医にある場合は、責任をもって解消することになるでしょう。
通い放題の責任は誰にある?
通い放題のホワイトニングの場合も、歯が希望通りに白くならなかったというトラブルは少なくありません。
また、使用した薬剤に対してアレルギー反応を起こしてしまったという人も、ごくまれにではあるものの、いるでしょう。
しかし、通い放題のホワイトニングは基本的にセルフケアであるため、責任を問う相手はいません。
契約内容によっても異なりますが、設備などが原因でトラブルが発生したのでなければ、施術を行った本人の責任になるでしょう。
特に、本人の行動や体質が原因のトラブルに関してはサロンに責任はなく、本人が責任を負わなくてはなりません。
自分で薬剤の量を間違えたり、設備の使用方法を間違えたりして発生したトラブルの責任は、自分にあります。
もし不安だという場合は、専門家である歯科医がきちんと施術をしてくれる歯科医院でホワイトニングを受けることをおすすめします。
まとめ
通い放題のホワイトニングは、トラブルが起きた場合に責任を取る人がいないため、自分の責任となってしまいます。
自分で施術を行うため、責任も自分にあるのです。
特に、自分のミスで薬剤の量を間違えたり、設備の使い方を間違えたりした場合は、他の人に責任を問うことはできません。
自分で行うのが不安だという人は、専門家が責任をもって施術を行う、歯科医院でのホワイトニングを受けましょう。