コンビニやスーパー、自動販売機などでは多くの飲み物が売られていますが、何を買おうか悩む人も多いでしょう。
さまざまな飲み物の中で、歯によい飲み物と悪い飲み物がありますが、それが何かご存じない方もいるのではないでしょうか。
今回は、歯によい飲み物と悪い飲み物について解説します。
歯によい飲み物とは?
飲み物は自動販売機、コンビニ、スーパーなどで手軽に購入でき、どこに行っても非常に多くの種類が売られています。
飲み物には、甘いものや酸っぱいもの、苦いもの、カロリーゼロやカロリーオフ、反対に糖分が多いものなどがあります。
この中で、歯によい飲み物は何か、すぐにわかるという人は少ないでしょう。
歯に良い飲み物としてはまず挙げられるのは水です。
口内の汚れを洗い流すことができて唾液の分泌も促進できます。
また、細菌やウイルスの働きを抑制する作用があるカテキンを豊富に含む、緑茶も歯によいといわれています。
緑茶と同様に、紅茶やウーロン茶にも抗菌作用があるため、虫歯になるリスクを下げることから歯によいといわれているのです。
意外に思うかもしれませんが、コーヒーは、歯周病の原因の1つである活性酸素を抑える作用があるため、歯によい飲み物です。
ただし、砂糖を入れたコーヒーは糖分が虫歯の原因になってしまうため、飲んだらすぐに歯を磨いてください。
歯に悪い飲み物は?
歯に悪い飲み物は、主に糖分が含まれているものと、酸性のものという2つの条件に当てはまるものです。
酸性の飲み物とはpH値が5.5を下回るものです。
オレンジジュースやレモン系のジュースなど柑橘系のものは当然酸性であるため、歯によくありません。
また、スポーツドリンクも酸性の飲み物で、糖分も含まれているため注意が必要です。
実はさらに気をつけなくてはならない飲み物があります。
意外に思う人もいるかもしれませんが、コーラは大量の砂糖が含まれているだけではなく、pH値2.2というかなり酸性に傾いた飲み物であるため、歯に悪い飲み物といえます。
飲み物を選ぶときは、糖分がどのくらい含まれているのか、酸性ではないかという点に注目して選びましょう。
まとめ
歯によい飲み物としてまず挙げられるのが水ですが、他にもカテキンが含まれている緑茶や紅茶、ウーロン茶などの飲み物も虫歯の予防に役立ちます。
また、コーヒーは活性酸素を抑制するため歯周病予防に役立ちますが、砂糖が入っていると虫歯の原因になってしまうため、注意が必要です。
酸性の飲み物や糖分が入った飲み物は歯に悪い飲み物です。
特にコーラは酸性で大量の砂糖が含まれているため、歯にかなりの悪影響を及ぼすでしょう。