成長過程にある子供は、姿勢などが歯並びに影響します。
姿勢が悪いと歯並びが悪化する可能性があるため、注意が必要です。
歯並びが悪化する姿勢とはどのような姿勢なのでしょうか?
歯並びに影響する姿勢について解説します。
日常の悪い姿勢は?
普段から姿勢が悪いケースもあれば、特定の行動をしている場合にだけ悪くなってしまうこともあります。
普段の生活の中で見られる悪い姿勢とは、どのような姿勢でしょうか?
まず挙げられるのが、立っている際に体が左右のどちらかに傾いているケースです。
両側の肩の高さが異なる場合は、背筋が曲がっている可能性があります。
頭が常に傾いている状態も、注意が必要です。
なぜなら、頭は想像以上に重いからです。
そのため、頭が傾いていると姿勢も傾き、背骨が曲がってしまうことがあります。
姿勢の悪さは、肩こりや頭痛、腰痛などの症状につながることもあります。
痛みがあるためにいっそう姿勢が悪くなり、ますます悪化していくという悪循環に陥る可能性もあるため、なるべく早く直しましょう。
特定の行動時の悪い姿勢は?
日常の中でも、特定の行動をしたときにのみ姿勢が悪くなってしまうことがあります。
特に注意が必要なのは、勉強をしているときやゲームをしているときなどです。
長時間続ける習慣があると、悪化しやすいでしょう。
たとえば、勉強しているときは、問題集や参考書を机の上に広げるため、うつむいて勉強をしがちです。
下を向きながら勉強しているせいで猫背になりやすいため、なるべく背筋を伸ばすことを意識しながら勉強してください。
また、視力が悪いと良く見ようと顔を机に近づけてしまうため、さらに背中が丸まってしまいます。
視力の悪さを放置すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、姿勢が悪化して歯並びにも悪影響を与えるため、眼鏡やコンタクトレンズを装着して視力を矯正してください。
ゲームをしているときも、猫背になりやすいでしょう。
あぐらを組んだり寝ころんだりしてゲームをしていませんか?
あぐらを組んでも背筋が伸びていれば問題ありませんが、猫背になっている場合には注意が必要です。
また、寝転んだ状態も注意が必要で、長時間同じ姿勢でいると首を痛めるかもしれません。
何気ない癖も歯並びの悪化につながります。
たとえば、頬杖は歯並びの悪化につながる癖の一つです。
考え事をしているときなどに、無意識に頬杖をつく人もいるでしょう。
頬杖をつくと、顎がズレて歯並びが悪化しやすいため、心当たりがある場合には直してください。
まとめ
子供の姿勢が悪いと、歯並びに悪影響を与えてしまいます。
日常の姿勢から注意が必要で、重心の傾きや背筋のゆがみなどがあるときはなるべく意識してまっすぐの姿勢を保つようにしてください。
また、勉強中やゲーム中は猫背になりやすいため、背中をまっすぐにして首もストレートネックにならないよう、正しい姿勢をキープすることを心がけましょう。
腰痛や頭痛、肩こりなどがある場合は、姿勢の悪さを疑ってください。