虫歯の治療などで歯医者に行くのを怖がるのは子どもだけだと思うかもしれません。
しかし、大人になっても怖いままだという人は少なくないのです。
大人になってから怖がるのを「歯科恐怖症」といいます。
克服してきちんと歯科医院に通いたいという人もいるでしょう。
歯科恐怖症の克服方法を解説します。
歯科恐怖症の克服方法は?
大人になってからも歯科治療に恐怖を抱き、通院できない場合は、歯科恐怖症の可能性があります。
改善できないと虫歯や歯周病になったときに症状が悪化し、日常生活に支障をきたしたり、健康に悪影響を与えたりする可能性があるでしょう。
歯科恐怖症を克服するにはどうすればよいのでしょうか?
克服するためにまず必要となるのが、歯科医院に恐怖を感じる根本的な原因を突き止めることです。
恐怖で固まってしまう場合には、リラックス法を試すことも大切です。
場合によっては、静脈内鎮静法という麻酔法を検討するのもよいでしょう。
克服するためには、歯科治療を受ける必要があります。
治療前に歯科医師と話し、自分が歯科恐怖症であることを伝えてください。
歯科医師が信頼できる相手かどうかというのは、治療に対して抱く不安を軽減するために必要なポイントです。
治療方法を相談し、不安や希望などを丁寧に聞いて理解してくれるようなら、徐々に信頼関係を築いてください。
歯科医院に行くといつも緊張していた人が、ある日突然緊張しなくなる、というようなことはほとんどありません。
そのため、歯科医院に入ること、待合室で時間を過ごすことから始め、雰囲気に慣れたら段階的に治療を始めましょう。
また、恐怖を克服するためにも、歯科治療そのものをすぐに始める必要はありません。
診察室に入る、診察椅子に座る、器具に触れるなど、徐々に慣れていけばいいのです。
歯科治療を受ける際は、事前に深呼吸や瞑想をしたり、あるいは音楽を聴いたりマインドフルネスなどのリラックス法などを試してみてください。
人によっては、軽く運動したりストレッチしたりすることが、緊張緩和につながるケースもあります。
それでも恐怖心が強い場合には、笑気麻酔や静脈内鎮静法などの麻酔方法で意識をもうろうとさせ、治療を受けることを検討してみてください。
歯科医院に行く前に恐怖心を克服するには
歯科医院に通いながら徐々に恐怖心を克服していくこともできますが、歯科医院に通う前から恐怖心を和らげていくことも可能です。
例えば、歯科恐怖症には専門のカウンセリング窓口もあり、認知行動療法などで恐怖心を根本的に解消していくこともできます。
また、パートナーや家族に付き添ってもらい、歯科治療の流れを事前に詳しく説明してもらうことで、不安を打ち消せるかもしれません。
「大人なのに、歯科治療に恐怖を抱くのは恥ずかしい」と思う人もいるでしょう。
しかし、そんなことはないため、我慢せずきちんと相談してください。
まとめ
歯科治療に対して恐怖心を抱く歯科恐怖症は、珍しいものではありません。
放置すると、虫歯や歯周病になったときに歯科治療が遅れることがあるため、克服しましょう。
歯科恐怖症を克服するためには、歯科医師に相談し、恐怖心を和らげながら治療を進める必要があります。
どうしても難しい場合は、笑気麻酔や静脈内鎮静法などの麻酔方法で恐怖心を和らげながら治療を受けることも可能です。