白く美しい歯にしようとホワイトニングを受けても、効果は均一に出るとは限りません。
個人差があるため、一度で希望どおりの白さになる場合と、変化が緩やかな場合があります。
ホワイトニングの効果に個人差が出るのはどうしてでしょうか?
効果が人によってばらつきが出る原因を解説します。
歯の質による違い
歯の白さはエナメル質の厚さや密度が関係します。
エナメル質が厚いと白く見えますが、薄かったり密度が低かったりすると、白さを実感しにくくなるのです。
また、エナメル質が厚すぎるとホワイトニングの薬剤が浸透しにくく、逆に薄すぎると内側の象牙質が透けて、黄ばんで見えてしまいます。
さらに変色の原因の違いによっても個人差が出ます。
たとえば、加齢による黄ばみやテトラサイクリンによる強度な変色は、通常のホワイトニングではすぐに効果を実感できないため、じっくり取り組まなければなりません。
また、虫歯の治療で歯に被せ物や詰め物を装着している場合、セラミックやレジンのように白い素材でできていても、ホワイトニングでは白くなりません。
ホワイトニングの方法でも違いがある
ホワイトニングの効果は施術方法によっても異なります。
歯科医院で施術を受ける場合には、高濃度の薬剤を使用するため即効性がある一方、色戻りしやすいことが難点です。
サロンで行うセルフホワイトニングは、歯の表面に付いた着色汚れを落とすのを得意とします。
しかし、専門的な薬剤が使用できないため、歯のトーンを内側から本格的に上げることはできません。
また、回数や期間によっても異なります。
1回の施術で劇的な白さを得られないケースは珍しくありません。
そのため、理想の白さに達するまでの回数や期間が不足していることもあるでしょう。
日常生活の習慣も、効果の持続期間を左右します。
着色汚れの原因となるコーヒーや紅茶、赤ワインなどの摂取や喫煙などの習慣があると、飲食物の色素やタールが歯に付着し、白さが持続しにくくなるのです。
それだけでなく、再着色のリスクも高まります。
ホワイトニングを受ける際は、効果に個人差が出ることを踏まえたうえで、自分に合った方法を歯科医師に相談しましょう。
まとめ
ホワイトニングの効果には個人差があり、その背景にはいくつかの要因があります。
まず挙げられるのが歯質の違いで、エナメル質の厚みや密度によって見え方や薬剤の効果に違いが出るのです。
変色の原因も違いを生む要因の1つです。
加齢やテトラサイクリンによる変色は効果が出にくい傾向があります。
また、詰め物や被せ物も白くすることができません。
ホワイトニングの方法や日常の習慣なども、歯を白くする効果や白さの定着、再着色などに関係します。