
こんにちは!
杉山冠楠です。先日八王子市の検診、3歳児の歯科検診に行ってきました!
南大沢の健診センターで、雨の中子供連れでの移動は大変だったと思いますが、たくさんのお子さんが検診に来てきました!
私は20人くらいのお子さんの口の中を診させていただきました。ベテランの衛生士さんとペアだったので心強かったです。
指しゃぶりを長くしてるとどうなるかの模型とか、乳歯の下に永久歯がある模型があって、説明する時に分かりやすくて感動しました!
3歳ってイヤイヤ期でみんな口開けてくれるかなと心配していましたが、ほとんどの子が大きいお口を開けれて上手に検診出来ました。
歯科検診の内容は、
- 歯の状態(虫歯になっているか、治療してあるか、癒合しているかなど)
- 歯の汚れ具合
- 歯の異常がないか(歯の形、先天欠損など)
- 噛み合わせの状態(噛み合わせが反対になっていないか、歯が重なり合っていないか、上の歯と下の歯の間に隙間があるかなど)
- 軟組織の異常がないか(歯肉炎や小帯の異常など)
みる項目がたくさんあります。
半分くらいの子が既に歯医者さんに通ってきて、お母さんたちも歯磨きや甘いものに気をつけてきました。
虫歯の子はほとんどいなかったのですが、かかりつけの歯医者さんがある子はフロスを使っていたり、磨き方の指導を受けていたので、プラークがほとんどなく、お口の中がとても綺麗でした。
全体的なイメージとしては、お口が開いていたり、まだ卒乳していない子や指しゃぶりをしている子が多く、子供の口腔機能低下症が増加しているように思います。
顎が小さい理由としては、食生活が軟食になって、噛む回数も減っているのが大きな原因で、口呼吸によって舌のポジションが悪いようにも思います。
反対咬合の子が3人、ほとんどの子供が顎が狭い状態で大人の歯が生えてくるスペースが少なかったです。
いろんな子供達をみて、より一層小児矯正の必要性を感じました。
ホームページに新しく、小児矯正サイトも作ったので、是非みて頂きたいです。
10年、20年後、将来、歯のことで悩まないようにするためには、小さい時からの予防歯科が大切だと考えています。
幼児の時から歯医者さんに通っていると、歯医者さんが苦手にならないですむことが多いです。
住んでいる市町村の検診(八王子市の健診)は、1歳半、3歳検診で終わりなので、歯医者さんに行ってくださいと言われた子はもちろん、今のところ問題がなくてもかかりつけの歯医者さんがあると安心だと思います。