人生には、入学式や卒業式、入社式、結婚式など記念となる日があり、人生の節目にもなります。
記念写真を撮ることも多いため、記念となる日に向けて歯列矯正をしたい、という人も多いのです。
節目に向けたマウスピース矯正について、解説します。
矯正期間を考えよう
記念となる日は、歯並びもきちんと整えてから迎えたいものです。
歯並びを整える矯正治療の中でも、日常生活に影響しづらいのがマウスピース矯正です。
マウスピース矯正にかかる期間について、解説します。
矯正治療は、1日や1週間で終わるものではありません。
マウスピース矯正の場合は、3カ月から2年半ほどかかります。
中には、治療を受け始めたタイミングでは記念日に間に合わない、という人もいるでしょう。
歯並びの乱れが少なければ短い時間で終わることが可能です。
特に、前歯だけの部分矯正なら、比較的早く終わるでしょう。
中には、全体の歯を動かす必要があるので1年以上かかるものの、治療の途中である半年後には節目を迎えるという人もいるでしょう。
時間が足りない場合には、目立つ前歯だけを優先的に動かして、奥歯は記念の日を過ぎてから矯正するという方法もあります。
前歯から動かすと、比較的早く治療の効果が分かり、治療のモチベーションにもなります。
ただし、歯の移動があまりできなくなるケースがあるので、注意が必要です。
歯科医とよく相談したうえで、治療方法を決めてください。
マウスピース矯正なら、写真撮影や食事会の時に取り外すことができます。
写真に写る際、矯正装置を付けていなくてもいいのです。
また、歯の表面にアタッチメントを装着することがありますが、希望すれば一時的に取り外すこともできます。
一緒にホワイトニングをするのもおすすめ
歯並びを整える矯正治療だけではなく、歯についた着色汚れを落とすためのホワイトニングも行うと、見た目がよりきれいになります。
マウスピース矯正なら、ホワイトニングも並行して行うことが可能です。
ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で施術を受けるオフィスホワイトニングがあります。
白さが長持ちするのはホームホワイトニングですが、すぐに白くできるのはオフィスホワイトニングです。
併用すると、さらに効果的でしょう。
まとめ
記念となる日には、いつもより気合を入れた格好をすることが多いでしょう。
しかし、服やメイクだけではなく、歯並びが乱れている人は矯正治療で整えるのがおすすめです。
節目となるタイミングまでに治療を終えるためには、遅くても6カ月前、できれば1年以上前に治療を始めるべきです。
治療にかかる期間は人によって異なるので、なるべく早いうちに歯科医院で診断してもらいましょう。