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    歯周病
【八王子の歯医者】歯周病治療の歯磨き・歯間ブラシ指導について解説します

歯周病の治療を受けている時、歯磨きや歯間ブラシについての指導を受けます。

 

しかし、わざわざ歯磨きの仕方を教えてもらうことや、使ったことが無い歯間ブラシについて指導されることに抵抗がある、という人もいるでしょう。

 

歯磨きや歯間ブラシの指導は、何故必要なのでしょうか?

 

理由に加え、指導内容についても解説します。

 

歯磨きや歯間ブラシの指導の必要性

歯周病の原因となるのは、歯周病菌という細菌です。

 

歯周病菌が増えることで、歯周病の症状が進行します。

 

歯周病を治療する際は、歯周病菌を増やさないことが重要です。

 

歯周病菌が増える原因が、磨き残しによってできるプラークや歯石です。

 

歯磨きを毎日丁寧にしているつもりでも、磨き残しがあることは珍しくありません。

 

特に、歯間の汚れは普通に磨いているだけでは落とすことができないので、残りやすいのです。

 

歯科医院では、プラークや歯石を除去するクリーニングを行います。

 

しかし、クリーニングを定期的に受けたとしても、自分でしっかりと磨いていないと受ける間に歯周病菌は増えてしまいます。

 

歯周病を完治させるには、自分で磨き残しがないように歯磨きをすることが大切です。

 

歯ブラシや歯間ブラシの指導では、磨き残しの状態を確認し、きちんと磨けていないところを明確にしたうえで、どのように磨けばいいのか指導します。

 

具体的な指導内容

歯磨きや歯間ブラシの指導は、人によって細かな内容は異なるものの、おおよその内容は同じです。

 

具体的には、どのようなことをするのでしょうか?

 

具体的な指導内容について、解説します。

 

歯磨き指導では、まず歯ブラシをチェックします。

 

毛先が開いている歯ブラシを使用している場合には、交換するように言われるでしょう。

 

磨き方は、最初に歯の根元を集中して磨き、歯ブラシの角度も45度になるよう指導されます。

 

1~2本の歯を、20回ほど細かく振動させるようにして、次の歯へと移動していきます。

 

前歯は最後に磨き、1本ずつ縦に歯ブラシを当てて汚れを掻き出すようにします。

 

磨く時は、必ず歯に毛が当たっているかを鏡で確認しながら磨きましょう。

 

歯間ブラシは、歯ブラシが届かない所を磨くために使用します。

 

歯肉に沿って挿入して、10回ほど前後に動かします。

 

自分の歯間の幅に合わせたサイズのものを選ぶことも、大切です。

 

まとめ

歯磨きや歯間ブラシの指導を受けても、よく聞いていないという人も少なくありません。

 

しかし、歯周病を完治させて再発を防ぐためには、磨き残しをなくしてプラークや歯石ができるのを防ぐ必要があるため、正しい歯磨きや歯間ブラシの方法を知ることが大切なのです。

 

歯科医院でクリーニングを受ける頻度は決して多くないため、普段は自分で磨かなければいけません。

 

磨き残しがないようにするためにも、歯磨きや歯間ブラシ指導にはよく耳を傾けて、しっかりと身に付けましょう。

 

▶︎八王子きずな歯科の「歯周病治療」はこちら

この記事を書いた人

八王子きずな歯科 歯科医師

杉山 裕貴

  • 2015年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
  • 2016年 東京医科歯科大学歯学部付属病院 総合診療部レジデント
  • 2022年 八王子きずな歯科
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