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    歯科コラム
【八王子駅近くの歯医者】妊娠中から子どもの歯のためにできること

子どもは1歳くらいになると歯が生え始めます。
そのため、1歳頃から歯に気を配るご家庭は多いでしょう。
しかし、乳歯が生えた後ではなく、妊娠中から心がけることで、子どもの歯はより健やかで丈夫になるのです。
子どもの歯のために妊娠中からできることについて解説します。

子どもの歯のために何ができる?

子どもが生まれてから歯が生えてくるまでにかかる期間は約1年です。
そのため、妊娠中は、子どもの歯のケアに対する意識が希薄になりやすいでしょう。
しかし、目には見えなくても、妊娠6週目頃からすでに乳歯の基礎となる歯胚はつくられ始めています。
驚くことに、永久歯の基礎も妊娠4、5ヶ月目からつくられるのです。
そのため、妊娠中から子どもの歯への意識を高める必要がありますが、具体的にどうすればいいのでしょうか?

まずは、食事の栄養バランスに気を配りましょう。
妊娠中に歯の質を強くするためには、栄養バランスの良い食事が必要です。
カルシウムやリン、ビタミン、たんぱく質などは特に多く取りましょう。
カルシウムやリンは歯の石灰化を助けるために必要で、チーズ、牛乳、ヨーグルト、小魚、ひじき、大豆製品などに豊富に含まれています。
歯の土台となるエナメル質や象牙質の形成、カルシウムの働きを高めるビタミンA・C・Dが含まれるのは、緑黄色野菜、卵黄、魚です。
歯の基礎づくりのためにはたんぱく質が欠かせません。
肉、魚、卵、豆腐などを積極的に食事に取り入れましょう。

妊娠中は、お腹にいる子どもに加えて、お母さんの歯にも注意を払う必要があります。
なぜなら、お母さんが虫歯だと子どもにも映る可能性があるからです。
16週以降の安定期になったら、妊婦歯科検診(マタニティ歯科)を受診し、治療やクリーニングを受けましょう。
つわりで辛いときは、小ぶりの歯ブラシや香りの少ない歯磨き粉を使って歯を磨いてください。
虫歯菌の働きを抑えるキシリトール100%のガムやタブレットを食後に摂取し、お口の環境を整えましょう。

妊娠中の注意点

妊娠中、いくつか注意したいことがあります。
まず気をつけたいのが、カルシウムの過剰摂取です。
実は、妊娠中はカルシウムの吸収率が高まり、効率よく体内に取り入れられるようになっています。
そのため、「生まれてくる子どものために」とカルシウムが含まれる食品を重点的に補う必要はありません。
極端な摂取はかえって栄養が偏るため、バランスの良い食事を心がけてください。

また、妊娠中はホルモンバランスの影響で歯肉炎や虫歯になるリスクが高まるため、通常より丁寧にケアを行いましょう。

子どもの歯が健やかに成長するためにも、妊娠中から「マイナス1歳からのケア」を意識し、習慣化することが大切です。

まとめ

赤ちゃんの歯は生後6週間頃にはすでに歯胚ができています。
永久歯の基礎も4~6週くらいでできるため、生まれる前から気を付ける必要があるのです。
カルシウムやリン、ビタミン、たんぱく質が多く含まれているものを食べるのが望ましく、口腔ケアなども安定期に入ったら受けましょう。
妊娠中は太らないように気を使い、虫歯や歯周病のリスクも高まるため、意識してケアすることが大切です。

この記事を書いた人

八王子きずな歯科 歯科医師

杉山 裕貴

  • 2015年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
  • 2016年 東京医科歯科大学歯学部付属病院 総合診療部レジデント
  • 2022年 八王子きずな歯科
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