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    矯正歯科
【八王子で小児矯正】小児歯科の矯正装置である急速拡大装置について解説します

歯並びを整える歯列矯正の治療では、矯正装置を装着して歯を動かします。

 

矯正装置の中には、子どもの矯正にしか使用されないものがいくつかあります。

 

急速拡大装置も、小児矯正でしか使用されない矯正装置の1つです。

 

急速拡大装置がどのような矯正装置なのか、解説します。

 

急速拡大装置とは?

歯並びが乱れている場合は、矯正治療を受けることで正しい位置へと歯を動かせます。

 

しかし、歯並びが乱れる原因はさまざまであるため、歯を動かすだけでは解決しないこともあります。

 

たとえば、歯が生えるスペースが足りない場合は顎を広げる必要があります。

 

顎を広げるために使用される矯正装置が、急速拡大装置です。

 

強い力で顎を押し広げる装置であり、上顎専用です。

 

急速拡大装置は、1~3か月ほどで顎を広げることができます。

 

しかし、矯正が終わってもしばらくは外さずに、半年ほど着けたままにしておかなければなりません。

 

装置の効果があるのは、原則として10代までです。

 

急速拡大装置のメリットとデメリット

急速拡大装置のメリットとして特に大きいのが、骨格や歯列のアンバランスさを改善できる可能性がある、という点です。

 

顎が極端に小さい場合などは、改善できる可能性があります。

 

また、混合歯列期に矯正治療を始めておけば、永久歯が生えた時に抜歯する必要がありません。

 

上顎が広がることで、鼻呼吸もしやすくなります。

 

しかし、装置は大きいため、子どもは嫌がるかもしれません。

 

特に違和感が大きいという人も多い矯正装置であり、装着してから1週間ほどは慣れない状態が続く可能性があります。

 

装着中は発音がしづらくなるかもしれません。

 

また、ワイヤーがついているので、食べかすが挟まることもあります。

 

特に、ねじの部分は汚れやすいため、注意してください。

 

急速拡大装置は、治療が可能な年齢も限られていて、12歳頃までが最も効果的です。

 

下顎には使えないため、必要なら床矯正を行うことになるでしょう。

 

他の矯正装置と合わせて使用することが多いので、使用する際は歯科医と相談してください。

 

まとめ

上顎の幅が足りずに歯がきちんと並んで生えない場合は、急速拡大装置を装着して幅を広げます。

 

しかし、矯正治療を終えたら装置を外してもいいわけではなく、後戻りを防がなければならないため、約半年は装着したままとなります。

 

骨格や歯列のバランスが崩れている場合は、同時に改善することができる治療です。

 

ただし、装置は汚れやすいため、注意して治療を続ける必要があります。

この記事を書いた人

八王子きずな歯科 歯科医師

杉山 裕貴

  • 2015年 東京医科歯科大学歯学部 卒業
  • 2016年 東京医科歯科大学歯学部付属病院 総合診療部レジデント
  • 2022年 八王子きずな歯科
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