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【八王子の歯医者】鼻づまりと歯科の関係とは??

一見すると無関係に思える鼻づまりと歯科治療ですが、実は顔面の構造を介した病気の連動や、口呼吸による口腔環境の悪化といった非常に深い結びつきが存在します。
鼻の不調が原因で歯にズキズキとした痛みが走ることもあれば、逆に虫歯を放置したせいで頑固な鼻づまりが引き起こされるケースも珍しくありません。
今回は、あまり知られていない鼻づまりと歯科治療の密接な関係について詳しく解説します。

目次

鼻と口とはどうつながっている?

上の奥歯の根元は、鼻のすぐ横にある「上顎洞」という空洞と薄い骨だけで仕切られているため、お互いの炎症が波及しやすいデリケートな位置にあります。
もしも上の奥歯が重度の虫歯や歯周病になると、根元の細菌感染がこの上顎洞へと拡大し、「歯性上顎洞炎」と呼ばれる副鼻腔炎を引き起こしてしまうのです。

一般的に蓄膿症とも呼ばれるこの病気は、片側だけに起こる頑固な鼻づまりやドロっとした黄色い鼻水、歯が浮くような鈍い痛みを伴います。
引き金が歯の感染にあるからこそ、耳鼻咽喉科でのアプローチだけでなく歯科治療も並行して進めなければ根本的な解決には至りません。

機能面での影響

人間は本来、鼻を使って呼吸をするものですが、アレルギー性鼻炎などで慢性的な鼻づまりを抱えていると、無意識のうちに口呼吸が癖になってしまうケースは少なくありません。
この口呼吸こそが歯科領域においてさまざまな悪影響を及ぼし、虫歯や歯周病を高める要因となります。
常に口が開いていると口内が乾燥し、天然の抗菌作用を持つ唾液が減ってしまうため、細菌が繁殖しやすい状態になって虫歯や歯周病のリスクが急増しかねません。

また、口呼吸が癖になると、口の周りにある「口輪筋」や舌のポジションのバランスが崩れて歯並びが乱れてしまいます。
特に成長期の子どもの場合、顎の骨が正しく成長するプロセスを妨げてしまうため、出っ歯や受け口、あるいは歯がガタガタに生える不正咬合を引き起こす大きなきっかけになってしまうのです。

唾液の減少は、お口を清潔に保つ自浄作用の低下を招き、口臭が強くなったり歯の表面にステインなどの着色汚れがつきやすくなったりする悪影響も及ぼします。

さらに、実際の歯科治療を進める現場においても、鼻づまりは困ったトラブルを招きかねません。
歯科の処置では器具を冷却するために大量の水を使用するため、治療中は基本的に鼻呼吸をする必要があります。
万が一鼻が詰まっていると息苦しくなってしまい、誤って水を飲み込んでむせたり、何度も治療を中断して休憩を挟まなければならなくなったりするでしょう。

まとめ

上の奥歯と鼻の横にある「上顎洞」という空洞は非常に近いため、奥歯の重度な虫歯から細菌が入り込むと、副鼻腔炎を併発してしつこい鼻づまりを招くおそれがあります。
鼻が詰まって口呼吸が癖になると、口内が乾燥して天然の抗菌薬である唾液が減り、細菌が繁殖しやすい環境が整って虫歯や歯周病のリスクが急増してしまうのです。
実際の歯科治療中も鼻呼吸ができることがスムーズな処置の条件となるため、鼻とお口のトラブルは同時にケアしていく視点が必要と言えます。

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