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【八王子駅の歯医者】歯髄炎の種類①可逆性歯髄炎

飲食時に冷水がしみる、あるいは甘味の摂取時に一過性の痛みが走るといった症状は、歯髄の初期炎症である「可逆性歯髄炎」の典型的なサインです。
可逆性歯髄炎は、早めに処置を施せば神経を残せる可能性が非常に高い状態のため、我慢せず歯科医院を受診するのが賢明です。
今回は、この可逆性歯髄炎が引き起こされる原因や特徴的な症状を整理し、大切な神経を守るための具体的な治療法について詳しく解説します。

目次

可逆性歯髄炎とは?

歯の神経が炎症を起こす歯髄炎は、進行度によって大きく2つに分けられます。

1つ目は、原因の除去によって炎症が収まり、神経が元の健康な状態へ戻れる「可逆性歯髄炎」です。
2つ目は、炎症が進みすぎて神経の回復が見込めず、最終的に壊死してしまう「不可逆性歯髄炎」で、こちらは神経を抜く治療が必要となります。

可逆性歯髄炎は、そのまま放っておくと神経を失うことにつながる、お口からの最終警告のサインにほかなりません。
痛みの現れ方には明確な特徴があり、冷たいものやブラッシングといった刺激を受けたときにだけ生じる、一過性の痛みにとどまります。

一過性の痛みとは、冷たいものを飲んだときや歯ブラシが触れたときに一時的にうずくものの、その刺激がなくなると数十秒から数分でスッと消えていくのが特徴です。
何もせず安静にしているときに、ズキズキと激しく痛むことは基本的にありません。
しかし、もし温かいスープや料理といった熱い刺激で痛みが強く出る、あるいは痛みがなかなか引かない場合は、すでに不可逆性歯髄炎へ進行している可能性が極めて高いといえます。

痛みの原因と治療方法

可逆性歯髄炎を招く神経の過敏状態は、虫歯のほか、日々の習慣や治療後の影響などによって引き起こされます。 虫歯が初期から中等度まで進んで象牙質まで達すると、そこにある細い管を通じて外部の刺激が神経に届きやすくなるためです。 また、激しい歯ぎしりや食いしばり、間違った歯磨きによって歯の表面が削られ、神経の近くが露出した際にも発症します。 なお、虫歯治療で歯を削った直後は神経が一時的に過敏になりやすいですが、多くの場合は数日~数週間で落ち着くため心配ありません。

この治療は「神経を残すこと」を最優先するため、徹底的な保護と密閉を行います。
虫歯をきれいに削り取ったあとは、歯科用プラスチック(レジン)などで蓋をして外からの刺激をブロックします。
虫歯が神経のすぐ近くまで深く進んでいるケースでは、「覆髄」という保護処置が必要です。

神経の炎症を鎮めるために水酸化カルシウムやMTAセメントといった特殊な薬剤を塗り、その上から詰め物で補強します。
もし原因が歯ぎしりであれば、夜間に「ナイトガード」というマウスピースを着けてもらい、歯や顎にかかる負担を最小限に抑える対策をとります。

まとめ

可逆性歯髄炎になると冷たいものが一瞬しみるなどの特徴的な症状が現れます。 この段階で原因をいち早く取り除けば歯の神経を元の健康な状態に戻すことが可能です。 しかし、痛みがすぐに消えるからと放置してしまうと、確実に細菌が神経の深くまで侵入し、激痛を伴う不可逆性歯髄炎へと悪化してしまいます。 一生モノの自分の歯を守るために、一過性の痛みであっても見過ごさず、歯科医院での早めの受診と適切な処置を心がけましょう。

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